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2022.07.15
【茂原7期9号棟】平屋モデルハウスの見どころ②
平屋モデルハウスの見どころということで、外壁に続き、今回は軒についてご紹介していきたいと思います。
まず軒の出について。
この建物の軒の出は850mmとしています。
一般的な住宅と比べると、深い軒の出と言えます。
軒の出が深いと、雨が外壁に直接あたることが少なくなり、外壁からの漏水の恐れが少なくなり、直射日光も外壁に当たることが少なくなるので、日射による外壁の劣化の低減が期待できます。
また、パッシブデザインという言葉が最近よく聞かれますが、軒の出を出すというのは、地球で暮らすうえでの古くから使われてきた知恵の一つです。
上の図面で示した通り、南面の掃き出し窓から見ると、およそ1.8m近くの奥行きがあります。
軒の出が深いことで、暑い季節、太陽が高く昇る夏の間は直射日光が室内に入るのを防ぎ、寒い季節、太陽が低い季節は日射を取り込みます。
続いて、軒天の木材に関してです。
モデルハウスの近くまで寄ってみると、ランダムな配色が印象的な軒天が目に入ります。
使用しているのは、「レッドシダー」と言われる無垢材で、濡れたり乾いたりしても反り、曲り、割れが起きにくいことから外部材に使用されることが多い木材です。
また、色の濃淡が特徴的で、赤褐色~淡黄色まで様々な色彩を持ち、仕上げ材に使ってみれば飽きることのない表情を見せてくれます。
経年で色合いが変化していくのも無垢材ならではですが、年月が経過していくにつれて変色を楽しむのも一つでしょう。
今回は軒に焦点を絞りご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
次回も同じように、平屋のモデルハウスについて取り上げたいと思っています。
もしご見学されたい方は、こちらまで。